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ゲームのFPSはCPUとGPUどっちで決まる?ボトルネックを初心者向けに解説

katiyu

この記事では、ゲームのFPSがCPUとGPUのどちらで決まるのか――いわゆる「ボトルネック」の仕組みを、専門用語をなるべく使わずに解説します。パーツ選びで失敗しないための、いちばん大事な基礎知識です。

結論:FPSは「CPUとGPUの低いほう」で決まる

ゲームのFPSはこう考えるとスッキリします。

  • GPUの上限:そのグラボが映像を描き出せる速さの限界
  • CPUの上限:そのCPUがゲームの処理(敵の動き・当たり判定など)をこなせる速さの限界

実際のFPSは、この2つのうち低いほうに引っ張られます。二人三脚と同じで、片方がどれだけ速くても、遅いほうのペースでしか進めません。この「足を引っ張っている側」をボトルネック(瓶の首)と呼びます。

実例①:VALORANTはCPUで2倍以上変わる

最強クラスのGPU「RTX 4090」を積んでいても、CPUが安価なものだとこうなります(フルHD・軽量設定の予測値。当サイトのFPS LABで算出した目安です)。

構成VALORANTの予想FPS
RTX 4090 + Ryzen 5 5600(約1.2万円のCPU)約283fps
RTX 4090 + Ryzen 7 7800X3D(ゲーム向け最強クラス)約655fps

GPUは同じなのに、CPUの違いだけで2倍以上の差。VALORANTのような軽いゲームでは、GPUの上限がもともと高すぎて、実質CPUの勝負になるからです。30万円級のGPUを買ってもCPUが安物では、性能の大半をドブに捨てることになります。

実例②:Cyberpunk 2077はCPUを替えても1fpsも伸びない

今度は逆のパターン。重量級ゲームの代表、Cyberpunk 2077の高画質設定です。

構成Cyberpunk 2077(高画質)の予想FPS
RTX 3060 + Core i5-12400F約59fps
RTX 3060 + Ryzen 7 7800X3D(CPUだけ5万円超に強化)約59fps(変わらず!)
RTX 4090 + Core i5-13400F(GPUを強化)約115fps

高画質設定の重量級ゲームでは、先に限界が来るのはGPU。だからCPUに5万円かけても1fpsも増えず、同じお金をGPUに回せば約2倍になります。「どこにお金をかけるか」で結果がまるで違うわけです。

ゲームのタイプ別:どっちが効きやすい?

ゲームのタイプFPSを決めやすいのは
軽い競技系FPS・MOBAVALORANT、CS2、LoL、シージCPU
バトロワ系(中量級)Apex、フォートナイト、PUBGバランス(設定次第で両方)
重量級・高画質重視Cyberpunk 2077、モンハンワイルズGPU
上限60fps固定のゲーム原神、ELDEN RING、格闘ゲームどちらもそこそこでOK(上限に当たる)

さらに大事なのが画質設定と解像度。設定を下げるほどGPUの仕事が減ってCPU勝負に近づき、WQHDや4Kに上げるほどGPU勝負に近づきます。「同じゲームでも、遊び方によってボトルネックの場所が動く」のがポイントです。

じゃあ、どう選べばいい?

用途別の考え方はシンプルです。

  • 競技系FPSで高fpsを出したい → CPUをケチらない。GPUはミドルで十分なことも多い
  • 高画質・高解像度で美しく遊びたい → 予算はGPUに厚く。CPUはミドルでOK
  • どっちもそこそこ → CPUとGPUの「格」を揃える(片方だけ豪華にしない)

ありがちな失敗は「グラボだけ最新にして、CPUは昔のまま」。実例①のとおり、軽いゲームでは効果が半減します。

自分の構成のバランスを診断してみよう

「今考えている組み合わせ、バランス悪くない?」は、当サイトの無料ツールFPS LABで確認できます。CPUとGPUを選ぶと、20タイトル以上の予想FPSと一緒に「CPUとグラボの性能バランス」の診断コメントも表示されるので、片寄った構成になっていればその場で気づけます。買い替え前の比較モードもあります。

よくある質問

Q. ボトルネックは絶対ダメなの?

いいえ。どんな構成にも必ずどちらかの限界はあります。問題なのは「極端な片寄り」だけ。自分がよく遊ぶゲームで足を引っ張る側にお金を回せていれば、それが正解の構成です。

Q. メモリはFPSに関係ない?

あります。ただしCPU/GPUほどではなく、「16GBをデュアルチャネルで挿す」を守れば大きな損はしません。8GBしかない場合は真っ先に16GBへ。

Q. 今のPCがCPUとGPUどっちのボトルネックか知るには?

ゲーム中にタスクマネージャー等でGPU使用率を見るのが手軽です。GPU使用率が常に95〜100%ならGPUが限界(=GPU強化が効く)、GPU使用率が低いのにFPSが伸びないならCPUが限界のサインです。

まとめ

  • FPSはCPUとGPUの「低いほう」で決まる(二人三脚)
  • 軽い競技系はCPU勝負、高画質の重量級はGPU勝負
  • 片方だけ豪華にするのが一番もったいない
  • 構成のバランス診断は FPS LAB(無料)でワンクリック
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