PC内のパーツをおおまかに分けるとCPU、CPUクーラー、マザーボード、メモリ、記憶媒体(HDD、SSD)、グラフィックボード、電源があります。
CPU

Central Processing Unitの略で日本語で中央演算処理装置と訳されます。人間で言うと頭脳に当たる部分で、CPUが高性能であればあるほどPCの動作が素早く快適になります。
グラフィックボード

グラフィックボードはパソコンで画面の描画を担当する部分で、一般的な事務作業やネットサーフィン程度ではCPUに搭載されている内蔵GPUで十分で、主にゲームや映像分野で活躍します。グラフィックボードには大きく分けて2種類ありNVIDIAのGeForceとAMDのRadeonがあります。GeForceの中でも種類があり最新の世代であるRTX40XXシリーズ、RTX30XXシリーズ、RTX20XXシリーズ、GTX10XXシリーズなどがあります。1000番台の数字が世代を表しており末尾の数字がグレードを表しています。
マザーボード

マザーボードはパソコンの土台となる基盤で、CPUやメモリなどの各パーツを繋ぐ回路の役割を持っています。パソコンの拡張性に大きく影響し、サイズによって取り付けられるメモリやSSDの数が変わってきます。
- CPUソケット
CPUソケットはCPUをマザーボードに挿す部分の名称です。ここの規格によって挿せるCPUが変わり、現在最新のソケットはインテル系がLGA1700でAMDがSocketAM5となっています。また、同じインテルやAMDのソケットであっても世代によって挿せるCPUが変わってくるので要注意です。
- マザーボードのサイズ
マザーボードには複数のサイズがあり、大きい順からE-ATX、ATX、Micro-ATX、Mini-ITXとなっています。大きいマザーボードほど拡張性がありPCI-Eスロットの数やヒートシンクの大きさが変わってきます。PCケースの大きさと拡張性を考えて選ぶといいでしょう。
メモリー

メモリーは例えると作業台のようなものでサイズが大きいほど複数の作業を同時に行うことができます。メモリーには種類がありDDR3、DDR4、DDR5などそれぞれ互換性を持っていなくマザーボードに対応した種類のメモリでなければ刺さらないようになっています。
電源ユニット

電源ユニットは、パソコンの各パーツに電力を供給する必須パーツです。消費電力に見合った電源ユニットを購入することによって動作が安定し性能をフルに発揮することができます。パソコンに必要な電源容量(ワット数)は各パーツを合計した消費電力を上回っている必要があり、200w以上余裕を持っていると良いと言われています。
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